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お知らせ
データセンターへ見学に行ってきました
2024/12/18
カビネットでは最近新しいスタッフが増えたこともあり、先日みんなでデータセンターへ見学へ行ってきました。
直接携わっているスタッフ以外は足を踏み入れたことのない場所です。
データセンターとは
各種のコンピューターやデータ通信などの装置を設置・運用することに特化した施設です。弊社ではデータセンターを利用するお客様のために、ハード・ソフト両面で運用・運営管理をサポートしています。
入館するには厳重なチェックがあり、広いフロアにはたくさんのラックが並んでいました。
データセンターの災害対策
近年日本各地で地震や津波・豪雨などの自然災害が多数発生し、緊急時にデータセンターはどうなるのだろうかということが一番の気がかりです。
一口に自然災害と言っても地震、それに伴う津波や火災・停電など広い範囲にわたります。一般的にデータセンターでは次のような対策がとられています。
建物に対しては積層ゴムや制振ダンパーを使った基礎によって揺れを抑える「免震」、ダンパー入りの筋交いや重りなどによって揺れを減衰させる「制震」、しなやかさもしくは頑丈さを高めて揺れによって損壊しないようにする「耐震」のいずれかの対策が講じられています。床とラックは通常ボルトなどで頑丈に固定することで、ラックが倒れることを防いでいます。
消火に水を使うとサーバーなどの故障の原因なります。一般にデータセンターではハロン、窒素、二酸化炭素などの消火ガスによる消火設備を備えています。
サーバーを24時間365日稼働させるためには、安定した電力供給が不可欠です。万一の場合にも電力供給が止まらないよう、多くのデータセンターでは自家発電装置やUPS(無停電電源装置)を保有しています。
貴重な体験
データセンターを見学し、実際に自分の目で厳重な管理のもとで運用されているサーバーなどを確かめ、改めてお客様から任されているサポート業務の大切さ、責任の重さを実感しました。
この貴重な体験を是非これからの毎日の業務に生かしていきたいと思います。