図書カードNEXTネットギフト
ネット上での図書カードを配布、スマートフォンからも書店で決済できるシステムの構築をしました。
多種多様な運用形態で利用可能なeラーニングの需要が高まっています。お客様が求めるシステムサービスに対応した、企業様向け高機能eラーニングシステム構築プロジェクト参加の実績をご紹介します。
お客様にて、多くの顧客企業が求めるeラーニング運用における各種機能要求に対応するサービス展開を目的とした、システム構築プロジェクトが発足されました。
顧客企業へのeラーニング運用サービスをご提供するという目的に向け、既存のeラーニングの汎用クラウドサービスなどを検討されました。しかしながら、運用管理面などで多くの機能ニーズを満たした汎用サービスを探し出すことは難しく、オリジナルシステムの開発、構築を進める方向性となられ、弊社への構築プロジェクト参加のご依頼をいただきました。
運用される顧客企業が必要とする、各種の受講管理機能、受講者をフォローする機能、それぞれの顧客企業におけるセキュリティ要件に対応した機能などを持つ、オリジナルサービスの基盤となるeラーニングシステムの構築が求められました。
充実した機能を実装したシステムの設計、開発には、多くの開発工数、つまりコストが必要とされます。
この課題を解決するため、eラーニングに必要となるベースの機能部分は、アカデミックやビジネス分野で世界的に多くの利用者に支持されるオープンソースを採用し、開発工数やコストの軽減を図りました。
また、充実かつ柔軟なオリジナル機能を構築するため、オリジナル開発のシステム部分とベースシステムをはじめとするデータとの連携を強化し、双方のシステムの良い部分を機能、コスト面で発揮するように設計、開発しました。
eラーニングを運営するにあたり、より良いシステムの構築のために、受講者や企業の受講管理ご担当者様が本当に必要としている機能をシステム設計に活かす必要があります。
これには、弊社の設計担当者の発想だけでなく、これまで長年にわたり運営されてきたeラーニングサービス運営業務に携わられたお客様側ご担当者様の豊富な経験上のニーズ、発想が不可欠でした。
このご担当者様との共同のシステム設計で、「復習サポート機能」、「修了証書発行機能」、「受講状況グラフ機能」、「受講リマインダー機能」などの多くの機能の実装、充実を図ることに成功しました。
本対象のシステムは、企業向けのeラーニングサービスを提供するためのシステムになります。
そのため、ご利用される企業の受講者に合わせて、利用認証などのセキュリティ要件が異なります。
例えば、企業内ポータルサイトからの利用連携のためのシングルサインオン(SSO)や、企業に関連する外部協力者向けの講座受講などの場合に求められる二段階認証、ワンタイムパスワード(OTP)などがあります。
これらの利用企業のニーズにお応えするため、利用認証機能部分をプラグイン形式で、セキュリティ要件に合わせて、カスタマイズできるソフトウェア構造で開発されました。
バックオフィスのメインともいえる機能になります。
受講率から得点分布、進捗状況までを、期間や講座などの様々なカテゴライズで確認することができます。
本システム開発、完成により、現在、同社のオリジナルeラーニングサービスとして、すでに2年を超える期間の運用、サービス展開を進めておられます。
また、この運用期間におきましても、受講者の方々のお声、利用企業側の機能ニーズなどに柔軟に対応し、より一層使いやすい、利用者視点のサービスとして発展していっています。
お客様の本来のビジネスである「オフィスサービス」の面でも、教材内の映像コンテンツ制作、教材そのものの制作、運用フォローなどのサービス面でも、ビジネスの裾野を広げられています。
今後も、特殊業務従事者向けの年間を通じての定期講習・試験カリキュラムや製品の外部販売代理店向けの技能講習などのニーズがあり、これら業務などのサービス利用に向けて一層の営業展開、その成果が期待されています。
弊社担当者より
汎用のシステムとの連携開発という面で苦心しましたが、ここまでの開発成果としてシームレスなひとつのソフトウェアシステムとして機能していること、現在のサービス運営にご利用いただいていることに満足しています。
今後も多くの利用者の方々のニーズに合わせて、機能やデザインなど、時間経過と共に変化していくものと思っていますが、それは「求められる」システムであることの「証」だと思っていますので、プロフェッショナルとして一層努力を重ねていきたいと思います。
最後に、お客様との共同システム設計の面で、ご一緒いただきましたお客様ご担当者に感謝を申し上げます。